体重68kgまで絞ってこの肉体 フィジーク日本一・大島健一郎は「全選手で一番軽い自信」
先月行われた日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ」。メンズフィジーク40~49歳172センチ超級では大島健一郎が優勝した。オーバーオールも制し、世界選手権の切符も獲得。42歳は「信じられない」と喜んだ。
オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ
先月行われた日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ」。メンズフィジーク40~49歳172センチ超級では大島健一郎が優勝した。オーバーオールも制し、世界選手権の切符も獲得。42歳は「信じられない」と喜んだ。
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――優勝した今の正直な気持ちを教えてください。
「本当に信じられない。ほっぺたを叩いてほしいくらいです」
――何が大きな要因だったのでしょうか。
「コーチというまではいかないけれど、実績ある方から1週間前に水、塩のアドバイスを頂きました。今まで塩に関しては全く気にせず大会に出ていたけれど、結果を残している人なので、信じて迷いなくできたのがメンタル的に良かったと思います」
――体重は67~68キロまで絞りました。
「全選手の中で一番軽い自信がありました。(大会に向けて)絞らないといけないのは分かっていましたが、カーボで戻したら逆に体重がどんどん減ってきて。食べても体重が下がっていくので身体もフレッシュで、トレーニングにも打ち込めました。それが良かったです」
――トレーニングを始めたきっかけは。
「32歳くらいの時、オーストラリアに住んでいて、サーフィンを毎日のようにやっていました。そのあと日本に帰ってきたんですが、埼玉だったので海から遠くて……それでお腹が出ちゃって気になっていたところ、もっとお腹が出ている同級生の友人にジムに行かないかと言われたのが始まりです」
――競技にはいつ頃、興味を持ったのですか。
「ジムで鍛え始めて2~3年経った頃、僕より10歳くらい若い子に『出たほうがいいんじゃないですか?』って言われたので、大会を目指してトレーニングを始めました」
――サーフィンも再開。身体を鍛えてよかったことは。
「やっぱり特に夏は、海だけじゃなくて街でも周りから見られますし、サーフィンと両方やっていた方がカッコいい。お医者さんのフィジーク選手もいますし、いろいろなことをやっている中の一つとしてフィジークというのが良いんじゃないかなって思っています」
(THE ANSWER編集部)