「五輪で見たことない写真が撮れた」 前例なき開会式で…日本選手団の船に乗った海外カメラマンの感動
パリ五輪は26日の開会式を持って熱戦の火蓋が切られた。「THE ANSWER」では写真や動画などを取り扱う世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」のカメラマンが大会中に撮影した写真を紹介。開会式で日本選手団の船に乗り込んだカメラマンは、「お気に入り」の写真を教えてくれた。
パリ五輪
パリ五輪は26日の開会式を持って熱戦の火蓋が切られた。「THE ANSWER」では写真や動画などを取り扱う世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」のカメラマンが大会中に撮影した写真を紹介。開会式で日本選手団の船に乗り込んだカメラマンは、「お気に入り」の写真を教えてくれた。
ゲッティイメージズのスタッフスポーツフォトグラファーを務めるマイケル・リーブス氏は、日本選手団を担当。船内から切り取った選手たちは陸にいるファンを見ていた。道路はもちろん、建物の中や橋の上からも手を振る人がいる。選手たちも声援に応え、心が繋がっているようだ。同氏はポイントを説明する。
「特別な写真ではありませんが、選手たちがファンに手を振って応援しているこの写真は私のお気に入りです。選手たちがその場にいること、この経験の一部であることの喜びを捉えているような気がするからです。雨にたたられそうになりながらも、選手たちはファンや地域の人々に見守られながら、喜びと興奮を胸に走り続けた」
イリノイ州シカゴを拠点とするゲッティイメージズのスタッフスポーツフォトグラファーを務める同氏。2017年12月にケンタッキー大学でビジネス・マーケティングの理学士号を取得し、カレッジ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤーに認定されるなど数々の賞に輝いた。米国4大スポーツのほか、東京五輪、冬季の北京五輪など多くの国際大会を撮影。大手メディアで掲載された実績を持つ。
同氏は日本選手団に同乗していたヨルダン、ケニア、カザフスタンの選手団も撮影。過去の開会式と比較した。
「(今回は)最もユニークなものでした。伝統的な開会式はスタジアムで行われ、カメラマンは座席に割り当てられ、一つの場所から式典全体を撮影する。そのユニークさゆえに、私たちがこれまで創造し、撮影することができなかったイメージを提供してくれました。長いレンズと遠い距離の代わりに、私は選手たちに混じって間近でその旅を撮影した。オリンピックでは見たことのないような、ユニークで楽しい写真が撮れました」
ゲッティイメージズはデジタルコンテンツを世界200か国以上に提供している。
(THE ANSWER編集部)