セーヌ川で再び水質問題、パラ五輪でもトライアスロン延期 英報道…五輪で嘔吐や体調不良続出
パリ五輪でトライアスロンやマラソンスイミングの会場となったセーヌ川の水質問題が、再び物議をかもしている。続けて行われているパラリンピックでも、トライアスロンの実施が24時間延期されることになった。
1日の実施予定が「悪天候が予想より早く」
パリ五輪でトライアスロンやマラソンスイミングの会場となったセーヌ川の水質問題が、再び物議をかもしている。続けて行われているパラリンピックでも、トライアスロンの実施が24時間延期されることになった。
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英公共放送「BBC」が「パリ2024パラリンピックのパラトライアスロンは、セーヌ川の水質悪化のため24時間延期された」と伝えている。
記事によると、現地9月1日に実施予定だったトライアスロン全11レースは、パリでの大雨により延期されたと世界トライアスロン協会が発表。今後水質検査を経て、2日に行われる予定だという。記事はさらに「この悪天候は予想よりも早く訪れたため、トライアスロンは主催者が当初空けていた月曜日に行われることとなった」と報じている。
セーヌ川での競技の適否については、五輪期間中も賛否両論が噴出していた。トライアスロンやマラソンスイミングの競技後には嘔吐や体調不良を訴える選手が続出。米国の医療専門メディア「メドページ・トゥデイ」は「セーヌ川の競技での胃腸炎の発症率は今までの五輪より高い」と伝えていた。
(THE ANSWER編集部)