君が代でボロボロと流した涙「美しすぎる」 五輪で我慢できず…“全力”斉唱は「初めて見た」
パリ五輪は17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回は「君が代」。大粒の涙を流しながら聞き入る柔道女子48キロ級金メダリスト・角田夏実などが感動を呼んでいた。
パリ五輪終了、大会の名場面を振り返る
パリ五輪は17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回は「君が代」。大粒の涙を流しながら聞き入る柔道女子48キロ級金メダリスト・角田夏実などが感動を呼んでいた。
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日本勢の今大会メダル1号となったのが角田だった。7月27日、表彰台の真ん中で国歌を聞き、頬を伝う大粒の涙を何度も拭いながら日の丸を眺めた。中継局のインタビューでは「君が代が流れて、国旗があがっていく時にじわーっと来た」と胸中を吐露。ネット上では「美しすぎる涙」「君が代が流れ始めてから涙を流す姿を見てじーんときた」と感涙した様子の声が上がっていた。
7月29日の体操男子団体では、日本が大逆転で2大会ぶりの金メダルを獲得。表彰台に立った5人は感極まった様子で口を大きく開き、しっかりと歌っていた。X上では「体操男子たち声デッカいなあ。国歌ちゃんと歌う選手っていいよね」「堂々と歌ってる姿も素敵」「表彰式で国歌を皆で歌うなんて初めて見たような気がする…」と称賛されていた。
国歌が流れた場所が感動を呼んだのが、8月10日の陸上女子やり投げ決勝。北口榛花が日本のトラック&フィールド種目で史上初となる金メダルに輝いた。君が代を聞いた新女王は感情がこみ上げ、涙目に。日本のファンも「陸上トラックで君が代きけるなんてね。本当快挙!」「北口の表彰式の君が代聞いてられん 国歌聞いて初めて涙出た」と感激していた。
8月9日には、ブレイキン女子で湯浅亜実(ダンサーネームAMI)が初代女王に。ヒップホップ文化とスポーツの融合で注目された新競技。表彰式で静かに君が代が流れ、ノリノリだった競技中の風景が一転、厳かな空気に包まれた。「動」から「静」への対照的な光景にネット上の日本人からは「ノリノリの音楽ダンス会場で、重厚な君が代が流れて最高でした」と驚きの声が上がってい。
日本勢の金メダルは海外開催最多を更新する20個。世界3位で終え、何度も君が代が響く大会となった。
(THE ANSWER編集部)