「日本人の魂がパリにもあった」 五輪会場に隠れていた日本企業の技術、裏方が「抜群のセンス」
パリ五輪のフェンシング会場に「日本の魂」が隠されていた。日本代表は金2、銀1、銅2の計5つのメダル獲得で躍進。そんな日本フェンシング界で初めてメダルを獲得し、道を切り開いてきた太田雄貴氏が「日本の魂がパリにもありました」と明かしている。
パリ五輪
パリ五輪のフェンシング会場に「日本の魂」が隠されていた。日本代表は金2、銀1、銅2の計5つのメダル獲得で躍進。そんな日本フェンシング界で初めてメダルを獲得し、道を切り開いてきた太田雄貴氏が「日本の魂がパリにもありました」と明かしている。
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今回、フェンシング会場となったグランパレは、1900年のパリ万博のために建てられた展覧会場。美しい円形の屋根は鉄とガラスで覆われ、光で選手の視界を妨げないように特殊な布で覆われていた。
そんな歴史的建造物の秘密を明かしたのは、2008年北京五輪男子フルーレで日本初の銀メダルを獲得した太田氏。インスタグラムで天井を撮った画像を公開し、「日本代表が大躍進したフェンシング会場グランパレ。ガラス張りで、太陽の光で眩しくて試合ができなくなる事を防ぐために布で覆っています」と説明した。
さらに「これを実施しているのが実は日本企業の、太陽工業さん。デザイン性と機能性が求められる中で抜群のセンス。日本の魂がパリにもありました。色んな人や技術に支えられて競技が実施できていると改めて感じました」と称賛している。
太田氏は大会期間中もSNSで太陽工業の技術を紹介。国際オリンピック委員会(IOC)の委員として大会や選手たちの魅力を随時発信してきたが、裏方の技術にも脚光を浴びせている。
(THE ANSWER編集部)