五輪で衝撃「水面に叩きつけられた」 女子選手を襲っていたまさかの事態「落ちる途中で足を…」
パリ五輪は17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回はまさかのアクシデント。飛込では水面に叩きつけられてしまう選手がいた。
パリ五輪終了、大会の名場面を振り返る
パリ五輪は17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回はまさかのアクシデント。飛込では水面に叩きつけられてしまう選手がいた。
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7日の女子3メートル板飛込の予選。米国のアリソン・ギブソンがアクシデントに見舞われた。1回目の演技で踏み切って跳び上がり、前方に回転する中で伸ばした両足が飛込板に接触。そのままバランスを崩し、水面に落下した。英紙「ザ・サン」は「最初の跳ね上がりで十分に板から体が離れなかったため、落ちる途中で両足を打ち付ける結果となった」と分析していた。
衝撃的な場面について記事は「衝撃でフォームが崩れ、そのまま水面に叩きつけられた」と表現。最下位に終わったギブソンは競技後にインスタグラムで「私の心と体は痛いけど、この大会が私を定義づけるものではないとわかっているわ」と前を向いていた。
2日のセーリング女子スキフ・メダルレースでは、先頭のオディール・ファン・アーンホルト組(オランダ)がゴールの位置を間違えるアクシデント。英公共放送「BBC」の実況は「どこに向かっているのでしょうか?」と伝えた。大幅なコース修正で3位となったが、予選とメダルレースの合計得点で最終順位が決まるため、重大なミスにもかかわらず金メダルに輝いた。
怪我に繋がりかねないあわやの瞬間は他にも。7日の陸上男子5000メートル予選2組。フィールド種目を撮影していたとみられるカメラマンがトラックを歩き、選手たちと接触寸前に。選手たちが咄嗟に回避して事なきを得たが、英紙「デイリーメール」は「悪質なカメラマンが、レースの邪魔をしていることにも気づかず、トラックを横切って端まで歩いていった」と批判した。
カメラマンに踏まれ、卓球ラケットが折れてしまう事態も。7月30日の混合ダブルス決勝。王楚欽、孫頴莎ペア(中国)が金メダルを獲得したが、試合後に王楚欽のラケットがポッキリ。スペアのラケットを使わざるを得ず、翌日の男子シングルスは敗退した。
様々な不測の事態がありながらも懸命に戦う選手たち。大舞台での対応力も問われる。
(THE ANSWER編集部)