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「息が止まりそうで…」 パリ五輪で“応援する側”に立った最強メダリストが実感「体力が…」

2018年平昌五輪、2022年北京五輪で計7個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆が、パリ五輪を観戦して感じた思いをつづった。普段は選手として“応援される側”にいるが、冬季最強メダリストは「応援する側もこんなに体力がいるんだな」と実感したという。

17日間、熱戦が繰り広げられたパリ五輪【写真:ロイター】
17日間、熱戦が繰り広げられたパリ五輪【写真:ロイター】

冬季五輪で7個のメダルを獲得した高木美帆が実感

 2018年平昌五輪、2022年北京五輪で計7個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆が、パリ五輪を観戦して感じた思いをつづった。普段は選手として“応援される側”にいるが、冬季最強メダリストは「応援する側もこんなに体力がいるんだな」と実感したという。

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 高木は14日、インスタグラムを更新。「パリ五輪閉幕しましたね」「夏のオリンピックを見ていると少しだけ“応援する側”の気持ちを東京・パリの2大会で感じることができたような気がします」と長文でつづった。

「画面の前ですら、息が止まりそうで、瞬きもせずに戦いの行く末を見届けようと目をかっぽじって画面に釘付けになる」と吐露。柔道や卓球を見ていると「待てや得点によってひと呼吸つく時に、私もやっと呼吸と瞬きができるような感じでした。応援する側もこんなに体力がいるんだなと、一試合見るたびに実感です」と気づかされたという。

 さらに「自分の話になってしまいますが北京の最後の1000メートル、身体は限界に近い中でも、SNSでの反応やDMで届くメッセージにかなり救われたのを今でも鮮明に覚えています」と回顧。「応援してくれる人たちがいるから、自分は1人じゃない。例えどんなに限界でも自分の意思で足を止めることはない。と、心から思えます」と“応援される側”の思いも明かした。

 続けて「本当に、応援し支え共に戦ってくださる方々には感謝だなぁ。と、パリオリンピックを見ながら考えていました。と、同時に、最後まで戦い抜いた選手に、改めて敬意を示します。見てる側にはわからないようなストーリーがきっと至る所にあると思います。それを抱えながら、挑む姿は、本当にかっこいい」と感謝と敬意をつづった。

 最後は「スポーツっていいなぁ!と改めて感じさせてくれてありがとうございました!! お疲れ様でした!!」と締めた。ファンからは「次は美帆さん達ですね」「選手にしかわからない想いや、当時の心境をシェアしていただきありがとうございます」「みほちゃんのPOSTみてオリンピックの感動が増しました」といった声が寄せられた。

(THE ANSWER編集部)


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