スケートボード女子パーク金メダルのアリサ・トルー

　パリ五輪で金メダル特権のビジネスクラスを断り、エコノミークラスで帰国して話題を呼んでいたスケートボード女子パークのアリサ・トルー（オーストラリア）。空港到着後に取った行動もまた地元ファンに反響を呼んでいる。

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　14歳ながら金メダルを獲得し、日本人の母を持つことでも話題になったトルー。海外メディアによると、帰国便はビジネスクラスの利用が可能だったが、ともに出場した親友のクロエ・コベルとルビー・トルーと一緒の座席が良かったため、エコノミークラスを選んだという。帰国後、地元のラジオ局に対して、その理由を明かすと「あなたは今までで一番可愛いわ。私たちはあなたをこれ以上に愛せない」とラジオ局の司会者もほっこりしていた。

　さらに、空港内でスケートスクールの仲間たちと再会すると、また微笑ましいシーンがあったようだ。豪州スポーツ機関「クイーンズランド・アカデミー・オブ・スポーツ」のインスタグラムが紹介した動画では、トルーが荷物を開け、金メダルを取り出した。すると、ちびっこたちが「ワーッ！」と歓声を上げ、代わる代わる金メダルにタッチ。この投稿に多くのコメントが寄せられた。

　地元ファンは「なんてクールなの!!!」「なんて最高の瞬間なの。本当に美しい」「とっても心が温まったわ!!」「彼女は良い子ね」「なんて素晴らしい報告なの、最高！」「これ大好きだ…空港のベルトコンベアからそのまま金メダルを取り出した」「1つに2つの夢が映っている。夢が叶ったときと、夢が成長し始めるとき」「次の世代にインスピレーションを与えている！」と心を奪われた様子だった。