五輪で生まれた日本人きっかけの友情シーンがパリで表彰 集まる称賛、メダリストも「誇りです」
東京五輪でのスポーツマンシップが称えられ、スケートボードの女子選手たちに国際フェアプレー賞が授与された。パリ五輪期間中に、国際オリンピック委員会(IOC)公認団体による表彰があり、代表して女子パークに出場した四十住さくらがトロフィーなどを受け取った。
東京五輪で国際フェアプレー賞表彰
東京五輪でのスポーツマンシップが称えられ、スケートボードの女子選手たちに国際フェアプレー賞が授与された。パリ五輪期間中に、国際オリンピック委員会(IOC)公認団体による表彰があり、代表して女子パークに出場した四十住さくらがトロフィーなどを受け取った。
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今回授与された国際フェアプレー賞は、東京五輪のスケートボード女子パーク決勝メンバーに与えられたもの。決勝では、メダルを狙いながらも転倒した日本の岡本碧優(みすぐ)に対し、各国の選手が続々と近寄って抱擁。更に岡本を肩に担ぎ上げて演技を称えるなど、国やメダル争いを超えた友情に世界中から称賛の声が集まっていた。
その輪にもいた四十住は自身のインスタグラムにて「この度 TOKYO2020オリンピックで私たちスケートボード・女子パークの決勝メンバーに贈られた、国際フェアプレー賞を受賞させて頂きました」と当時のメンバーが受賞したことを報告。「この様な名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。受賞者の名に恥じぬ様、今後もフェアプレー精神を大切に精進してして行きたいと思います」と記し、表彰式の様子を写真や動画で投稿した。
ファンから「素敵な賞受賞おめでとうございます」「素晴らしい」など絶賛の声が集まる中、日本フェンシング初の五輪メダリストで、現在はIOC委員を務める太田雄貴氏も「フェアプレー賞を日本人選手が獲得した事はとても誇りです。おめでとうございます!」と自身のインスタグラムに投稿し、この偉業を褒めたたえた。
パリ五輪では惜しくも決勝進出を逃した四十住だが、予選で自身のランを終え、他の選手の結果を待つ中で発した「人の失敗は祈りたくない」という言葉が、ネット上で大きな共感を呼んだ。2大会連続で見せたフェアプレー精神に、改めて称賛の声が集まっている。
(THE ANSWER編集部)