また五輪メダルの“劣化”主張 米銅メダルの変化に賛否「これが五輪の質を反映」「銅なら普通だ」
パリ五輪は11日に閉幕したが、メダルの“劣化問題”が注目されている。表面がはげたなどの声が海外選手から上がる中、米国のフェンシング男子選手は、自身のTikTokに動画を投稿し、獲得した銅メダルに現れた変化を訴えた。
フェンシング男子銅メダリストのイトキンが動画で報告
パリ五輪は11日に閉幕したが、メダルの“劣化問題”が注目されている。表面がはげたなどの声が海外選手から上がる中、米国のフェンシング男子選手は、自身のTikTokに動画を投稿し、獲得した銅メダルに現れた変化を訴えた。
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動画を投稿したのは、フェンシング男子フルーレ個人で銅メダルを獲得したニック・イトキンだ。「数日後、オリンピックメダルはどんな見た目か」と記した動画内で、イトキンはメダルの両面を拡大して紹介。表面にはメッキが剥がれたような箇所があり、また裏面にもいくつもの小さな黒い斑点が見て取れる。
動画の紹介文では「何が起こったのかわからない。いろんな目にあってきたようだ」と記して、劣化を訴えたイトキン。コメント欄には海外ファンから「マジかよ」「これが五輪の質を反映している」「小さくてもいいから高品質なものを作ればいいのに」といった同情する声の一方、「酸化と汗がメダルに影響することを知らないのか」「本物の銅なら普通のことだ」など銅の特性とする声も届いていた。
メダル劣化騒動の発端となったのは、スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)のインスタグラム投稿。表面の塗装がはがれたメダルの写真と共に劣化を訴えると、「デイリー・メール」などの海外メディアは、大会側が交換を約束したなどと報じていた。
また同じく銅メダルを獲得した米国ラグビー女子代表のイローナ・マーも人気テレビ番組への出演時にメダルを持参。その際に「少しすり減ってきているの」と明かしていた。
(THE ANSWER編集部)