「金メダルに恋した14歳」のフレーズで話題になった金メダリスト

　パリ五輪のスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した14歳・吉沢恋が帰国して立った場所に驚きが広がっている。まだ中学3年生の夏休み中。ファンからは「ええ!?」「五輪終わったばっかりやのに…」との声が上がった。

「金メダルに恋した14歳」――。

　この名フレーズとともに一躍、パリで輝いた吉沢が帰国して立ったのは、数万人のファンに囲まれた場所だった。

　14日に行われたプロ野球・巨人―阪神戦（東京ドーム）の始球式に登場。誕生日の9月22日に合わせ、背番号22の巨人ユニホームをまとい、やや緊張した面持ちながら右腕を振った。バウンドしながらもしっかりとボールを捕手のミットに届け、大きな歓声を浴びた。

　中継する日本テレビ系列の実況席にも座った吉沢は「自分が思うよりうまく投げられなかったけど、歓声が凄くて楽しかったです」と初々しく感想を語った。

　中学3年生の夏休み中に金メダルを獲得して一躍、始球式を務める大ブレイク。ネット上のファンからは「オリンピック終わったばっかりやのにもう始球式呼ばれるんか」「帰国したばっかりで大忙しだ」「ええ！？吉沢恋選手！？！？！？」と驚きの声。

　また、中継に出演した際の落ち着いたやりとりに「めちゃくちゃコメント力凄いな　ホンマに14歳か？」「立派すぎて泣きそう」「受け答えが14歳のそれじゃないwww」と驚く声もあり、一気に野球ファンの間でもその存在とキャラクターを知らしめることになった。