卓球女子団体、銀に終わった張本へ孫頴莎が手渡したバッジが話題

　パリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和と、決勝で対戦した中国の世界ランク1位・孫頴莎の交流は中国でも話題に。孫頴莎はバッジを交換した意図を明かしていたが、同国のネット上では「本当に天使みたいな人っているよね」などと2人の交流に称賛の声が上がっている。

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　決勝では日本が中国に0-3で敗戦。銀メダルとなった。複数の中国メディアによると、張本に対し、孫頴莎が五輪の記念ピンバッジをプレゼントしたとされている孫頴莎は帰国後、ピンバッジを贈った経緯や、張本に対する印象について答えた。

　中国メディア「ジーボーバ」によると、孫頴莎は「張本はここ数年で非常に、急速に進歩しています」「張本は私よりもずっとずっと年下なのです。彼女はとてもいい性格をしていると思います。負けると悲しそうに泣きますが、私は若い子が泣くのは普通のことだと思います」と語ったという。

　またバッジを渡した経緯については「コートの外で、張本美和はとてもいい子で、私とも交流があります。普段出会えば声をかけあいます。今回は張本が私に日本のピンバッジをくれたのです。私はそのときピンバッジを持っておらず、彼女に『あとで必ず渡すからね』と約束しました。その後、私からも彼女にバッジをあげたのです。彼女はとても嬉しそうでした。こういう交流、とてもいいと思います」と説明していた。

　中国のネット上では、このやり取りが反響を呼んでいる。「本当に天使みたいな人っているよね」「孫頴莎こそ性格よすぎる。いつも他の人をほめている」「本当にいいね。次々といい話が出てくる」「コートでは対戦相手、コートの外では友だち」と、孫頴莎の人柄や、交流した張本に対する称賛の声が集まっている。