「張本美和のご機嫌を取ったのではないのです」 中国No.1女子がバッジを贈った理由「あとで渡すからね、と」
パリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和へ、決勝で対戦した中国の世界ランク1位・孫頴莎が取った行動への反響が広がっている。張本の敗戦後の涙について、孫頴莎は「若い子が泣くのは普通のこと」「コートの外で、張本美和はとてもいい子」とコメントしているという。
卓球女子団体、銀に終わった張本へ孫頴莎が手渡したバッジが話題
パリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和へ、決勝で対戦した中国の世界ランク1位・孫頴莎が取った行動への反響が広がっている。張本の敗戦後の涙について、孫頴莎は「若い子が泣くのは普通のこと」「コートの外で、張本美和はとてもいい子」とコメントしているという。
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決勝で日本は0-3で中国に完敗し、金メダルには手が届かなかった。複数の中国メディアによると、試合に敗れた張本に対し、孫頴莎が五輪の記念ピンバッジをプレゼントしたのだという。張本の表情がみるみる柔らかくなる動画も公開された。そして孫頴莎は帰国後、ピンバッジを贈った経緯や、張本に対する印象について答えている。
中国メディア「ジーボーバ」によると、孫頴莎はこの場面について「私がバッジを贈って張本美和のご機嫌をとったわけではないのです。張本はここ数年で非常に、急速に進歩しています。私より8歳も若いのですよ。前回のオリンピックの時、自分は若い選手だと思っていたけれど、今回、張本美和は私よりもずっとずっと年下なのです。彼女はとてもいい性格をしていると思います。負けると悲しそうに泣きますが、私は若い子が泣くのは普通のことだと思います」と語ったという。
さらに、バッジを渡した経緯について「コートの外で、張本美和はとてもいい子で、私とも交流があります。普段出会えば声をかけあいます。今回は張本が私に日本のピンバッジをくれたのです。私はそのときピンバッジを持っておらず、彼女に『あとで必ず渡すからね』と約束しました。その後、私からも彼女にバッジをあげたのです。彼女はとても嬉しそうでした。こういう交流、とてもいいと思います」と説明している。
(THE ANSWER編集部)