「0点」ブレイキン女子を母国選手が徹底擁護 演技に批判→閉会式ではスター「SNSとは対照的だ」
パリ五輪で新種目として行われたブレイキン女子で、3試合すべて「0点」に終わったオーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサーネーム:Raygun)に集まった批判に対し、母国の五輪代表が次々に擁護の言葉をかけている。
クロネコヤマト風衣装でも話題…Raygunに集まる擁護
パリ五輪で新種目として行われたブレイキン女子で、3試合すべて「0点」に終わったオーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサーネーム:Raygun)に集まった批判に対し、母国の五輪代表が次々に擁護の言葉をかけている。
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Raygunは9日に行われた1次リーグB組に出場。日本では緑と黄色の衣装が「クロネコヤマト」の配送員に似ていることでも話題になった。ただ3試合いずれも0-2で敗戦。パフォーマンスに対してはSNS上のファンからも疑問の声が上がっていた。
英紙「デイリーメール」によれば、この批判に対して疑問の声を上げたのが母国オーストラリアの五輪代表選手たちだった。「オージーの選手たちは、自国の女性(レイチェル・ガン)に対して悪口が浴びせかけられていることをよく理解しており、大会の終わりには彼女の周りに集まって、彼女が自分たちの愛とサポートを感じられるようにした」と伝えている。
競泳男子50メートル自由形で金メダルに輝いたキャメロン・マケボイは「彼女が閉会式に登場すると、チーム全体が彼女を取り囲んだんだ」「彼女がソーシャルメディアや世界のメディアで受けていたものとは対照的で、良い事だと思ったよ」と状況を口にし「とてもつらかっただろうから、自分があの立場にいるのは想像できないよ。チームが彼女の周りを囲むのを見るのはいいことだね」と話している。
またボクシング男子63.5キロ級に出場したハリー・ガーサイドは「彼女はスーパースターで、今やオーストラリアチーム全体が彼女を取り囲んでいると思う」とRaygunを称えた。SNSでの批判に対しても「この世界には、評論、評論、評論するだけの人がたくさんいる。でも彼らはアリーナにいる人ではないんだ」「Raygunと私たちオリンピアンはアリーナでチャレンジしている。それがオーストラリアン・スピリットだ」と、明確にRaygunを支持している。
(THE ANSWER編集部)