「0点」で酷評されたブレイキン女子がよもやの絶賛 閉会式前に大歓声「これをルーブル美術館に飾れ」
パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われ、17日間に渡る大会のフィナーレを迎えた。オーストラリア公共放送「ABC」は「パリ五輪閉会式のハイライト」と題する記事を掲載。女子ブレイキンで無得点に終わり、批判の的になった豪州代表のレイチェル・ガン(ダンサーネーム:Raygun)が同国の盛り上げ役を担ったことを伝えた。
パリ五輪が閉幕
パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われ、17日間に渡る大会のフィナーレを迎えた。オーストラリア公共放送「ABC」は「パリ五輪閉会式のハイライト」と題する記事を掲載。女子ブレイキンで無得点に終わり、批判の的になった豪州代表のレイチェル・ガン(ダンサーネーム:Raygun)が同国の盛り上げ役を担ったことを伝えた。
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閉会式の会場に向かう前、集結した豪州代表団の中心にいたのはRaygunだった。ビートに合わせて軽快なステップを踏むと、周囲からは大歓声。男子シンクロナイズドダイビング10メートル高飛込に出場したドモニク・ベッジグッドがインスタグラムのストーリー機能で映像を公開し、「これをルーブル美術館に飾れ」と記した。
ABCは閉会式の9つのハイライトの2番目として「Raygunが閉会式前のパーティの盛り上げ役に」と紹介。「数日前の女子ブレイキンでのパフォーマンス後に受けた批判の波をよそに、豪州のBガール、Raygunは豪州代表団の中で一時の象徴となった」と伝えた。
Raygunを巡っては、無得点に終わったパフォーマンスに対し「オリンピックでやる事なん?」「彼女が豪州で最高のダンサーだなんて信じられない」「これで五輪に出場できたなんて信じられない」「酔っ払い」「誰でもできそう」などと批判や心無い嘲笑の声がSNS上で上がっていたが、閉会式の舞台で一躍脚光を浴びたRaygun。日本では緑の黄色の衣装が「クロネコヤマト」に似ていることでも話題になった。
(THE ANSWER編集部)