パリ五輪が終了

　パリ五輪は11日に閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を閉じた。連日、アスリートたちの戦いを日本の放送局も伝えたが、その中で評価を急上昇させたのが元卓球日本代表の石川佳純さんだ。フジテレビでキャスターとして参加した今大会。自身のインスタグラムで振り返っている。

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　石川さんは「パリオリンピック、熱い戦いが幕を閉じました」と報告。「4年に1度の大舞台、今回私はキャスターとして関わらせて頂きました。歴史的建造物や美しい街並みの中で行われた、パリならではのオリンピックを感じることができました！」と振り返った。

　開会式から始まり、期間中は試合直後の選手インタビューも実施したことを回顧。「勝った時は自分の事のように嬉しく、残念ながら負けた時は大きなプレッシャーの中、その選手がこの日の為にどれだけの努力をしてきたか、その悔しさを思うと言葉がなかなか出ませんでした。でも、どんな状況でも真摯にインタビューに答えてくださった選手の皆さんには感謝しかありません。私自身未熟な点も多かったですが、選手の思いを伝えられるよう精一杯務めさせていただきました」とつづった。

　そして、自身も出場した五輪に引退後、また違った形で参加できたことに感謝。「初めての外から見たオリンピック、世界中からたくさんの方が観戦に来ていて、街中もオリンピック一色」「感動、興奮、全てが詰まった素晴らしい舞台でした」と振り返り、関係者や視聴者に感謝を述べた。

　今大会の石川さんは「女子アナウンサーか」との声も上がるほど、落ち着いた語り口で解説やインタビューを実施。卓球の女子中国代表には持ち前の中国語で話を聞いたことも話題になった。一気に評価が急上昇した存在だった。

　投稿には「凄く素敵なキャスターでした」「アスリートの方々の心情に寄り添った愛ある取材とインタビューが素敵でした」「佳純ちゃんの人気爆上がりなのは嬉しい限りです」「良いお仕事をされてるな！　と感心しました」「中国女子卓球のインタビューが印象的でした」「中国語の会話も最高でした」などの声が上がり、石川さんの期間中の奮闘を労う声があふれた。