五輪日本人メダリストの国際アニメ交流を称賛「結局スポーツマンだ」 海外メディアが高谷大地へ
パリ五輪の激闘後に広がった笑顔の国際交流に海外メディアが反応した。レスリング男子フリースタイル74キロ級で銀メダルを獲得した高谷大地は、表彰式後にライバルと仲良くかめはめ波ポーズ。国境を越えた友情にファンも注目していたが、海外メディアも「結局のところ、兵士ではなくスポーツマン」と称えた。
パリ五輪
パリ五輪の激闘後に広がった笑顔の国際交流に海外メディアが反応した。レスリング男子フリースタイル74キロ級で銀メダルを獲得した高谷大地は、表彰式後にライバルと仲良くかめはめ波ポーズ。国境を越えた友情にファンも注目していたが、海外メディアも「結局のところ、兵士ではなくスポーツマン」と称えた。
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表彰式後に高谷が向かい合ったのは、準決勝で退けたカイル ダグラス・デイク(米国)。激闘を繰り広げたライバルと笑顔でかめはめ波ポーズを決めた。日本オリンピック委員会(JOC)公式インスタグラムが「表彰式の後には2人でかめはめ波」などと記して公開した画像だ。
日本が誇る世界的人気漫画&アニメ「ドラゴンボール」で繋がった友好のシーン。日本のファンからは「鳥山明先生、あなたは凄いです」「ドラゴンボールは世界を救う」と感激の声が寄せられていたが、米専門メディア「レスリング・マインドセット」も同様の画像を投稿した。文面でこう称えた。
「金メダルのために戦うが、全てを視野に入れて。ダイチ・タカタニとダグラス・デイクは試合だけでなく、スポーツの精神を保った点も素晴らしかった。決勝で注目を集め、観衆に笑顔で感謝を示したタカタニ。デイクは準決勝で自らを破った相手に冗談を飛ばした。だからといって、2人は勝負に徹しなくなるわけでも、金メダルにこだわらなくなるわけでもない。結局のところ、兵士ではなくスポーツマンなのだから」
海外ファンからも「優秀で称賛に値する」「素晴らしいアスリートたち」と感動した様子のコメントが寄せられた。今大会は複数の競技で海外選手たちが「かめはめ波ポーズ」を再三披露。今年亡くなった「ドラゴンボール」の作者・鳥山明氏の功績が改めて浮かび上がっていた。
(THE ANSWER編集部)