「試合で挫折した張本美和を慰めた」 卓球決勝戦の裏で…友情のバッジを贈った世界1位を中国メディア絶賛
パリ五輪の卓球女子団体は11日に決勝が行われ、日本は中国に0-3で敗れて銀メダル。試合後、16歳で出場した張本美和と中国のエース・孫頴莎で心温まる交流があったという。中国メディアが報じ、孫の行動を称賛している。
パリ五輪
パリ五輪の卓球女子団体は11日に決勝が行われ、日本は中国に0-3で敗れて銀メダル。試合後、16歳で出場した張本美和と中国のエース・孫頴莎で心温まる交流があったという。中国メディアが報じ、孫の行動を称賛している。
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複数の中国メディアによると、試合に敗れた張本に対し、孫が五輪の記念ピンバッジをプレゼントしたという。中国メディアの関係者がSNSにその様子を公開。孫からプレゼントされた張本が柔らかい表情を浮かべている。
中国メディア「中華網(網易体育)」によると、写真を掲載した関係者は「コートでは相手が泣きそうになるほど激しく戦い、コートの外ではバッジで相手を慰める。女の子の気持ちが一番分かるのはやっぱり女の子」とコメントしたという。
記事では「日本の張本美和は試合では挫折したが、孫頴莎がオリンピックの記念ピンバッジで彼女を慰めた」と紹介。「自分のピンバッジで張本美和を慰める孫頴莎の姿には、彼女のおおらかさ、優しさ、競争相手を大切にしようとする気持ちが感じられる。温かい交流はオリンピック精神やアスリートたちの人間としての思いやりの現れだ。スポーツの真の意味は、金メダルや栄誉だけではない。友情や団結が更に大きな意味を持つ」と孫の行動を称賛した。
ネット上には「こういう場面には心がなごむ。孫頴莎と友だちになったらどんなに幸せだろう。女の子の間の友情、本当になごむ」という声が上がり、さらに感動の声が続々と寄せられているという。
「この画像を見ただけで癒される」
「女の子同士の交流って温かい」
「孫頴莎の性格、愛すべき」
「孫頴莎はいつも心遣いが素晴らしい」
「友情第一、試合は第二」
「張本美和、うれしかっただろうな。孫頴莎は『人の心が分かるお姉さん』だ」
勝敗は分かれたものの、こうしたスポーツマンシップは五輪ならでは。実力はもちろん人格も世界1位に相応しい中国卓球界のエースに反響が広がっていた。
(THE ANSWER編集部)