パリ五輪

　パリ五輪の卓球競技は10日に行われた女子団体決勝で全日程を終えた。日本女子は中国に0-3で敗れて銀メダル。決戦前、フジテレビでパリ五輪中継スペシャルキャスターを務める石川佳純さんが中国選手たちと和気あいあいのインタビューを行った際に男子選手へのプレゼントもお願いしていたことが話題になったが、中国メディアはその後の展開を報じた。中国のトレンド1位にもなった交流に、ファンからは「ワクワク、ドキドキする」などの声が上がっている。

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　発端となったのは中国女子が団体準決勝を勝ち上がった後、石川さんが流暢な中国語で孫頴莎ら3人の取材を行った時のやり取り。持っていたピンバッジをプレゼントしていたが、中国メディアは石川さんが男子代表の馬龍にも渡すように伝えたことを報じていた。

　中国メディア「新浪財経」は「石川佳純がついに憧れの馬龍に会うことができ、『石川佳純が馬龍に会う』がトレンド1位となった」と報道。「石川佳純が数日前、陳夢に託して馬龍にオリンピックのピンバッジを贈ったことがトレンド入りしたが、今回は、卓球女子団体の決勝の後、石川佳純がついに馬龍に遭遇し、2人で互いにピンバッジを贈り合い、会心の笑顔を見せた」と伝えている。

　記事では「石川佳純は馬龍の長年のファンで、選手の頃には馬龍のファンであること、馬龍を崇拝していることを明言するとともに、馬龍と混合ダブルスで組みたいと強く望んでいたのだが、混合ダブルスは結局実現しなかった」とこれまでの経緯に触れたうえで「馬龍は魅力的な微笑みを見せ、石川佳純もうれしさいっぱいの表情を浮かべた。これがトレンド1位となった」と、2人の表情を描写した。

　中国版SNS「ウェイボー」でも話題沸騰。ファンからは「馬龍は魅力ある男性だよね」「石川佳純は引退したら前よりさらにきれいになったし、上品な感じになった」「石川佳純は素朴で、控えめで、親しみやすくて、前から好きだった」「見ている方もワクワク、ドキドキする」といった声が上がっている。