バリ五輪・バスケットボール男子

　パリ五輪は10日、バスケットボール男子決勝が行われ、米国がフランスに98-87で勝利し、5連覇を達成した。「ドリームチーム」と呼ばれる最強軍団は完全アウェーの中で開催国を粉砕。表彰式後、統括団体の「米国バスケットボール」は、印象的な一言を添えて金メダルを手にした選手たちの集合写真をSNS上に公開。海外ファンからは「この世のものではない」「アメリカがバスケットボールを支配している」といった反響が寄せられている。

　米国バスケの底力が際立った。93-87と6点差に追い上げられた中で、ステフィン・カリーが超絶3ポイントシュートを沈めて突き放すと、その後に2点を追加して開催国にとどめ。完全アウェーの空気を打ち破り、「ドリームチーム」は任務を全うした。

　米国バスケットボールは公式Xで「ヨーロッパの人には理解できない」とつづり、表彰式後に集合した選手たちが金メダルをかじりながらポーズをとった写真を公開。欧州と米国の文化的な違いに対してのジョークとして使われるフレーズを使って、喜びを示した。

　ファンからは「無敗のチームだ」「卓越性と完璧さ」「この世のものではない…歴史的だ」「これを額にいれて、美術館に飾れ」「アメリカがバスケットボールを支配している…時代だ!!!」「ああ、間違いなく」「ドリームチームだ。目的は達成された」「なんてチームだ！　議論の余地はない」といったコメントが集まっている。