ビーチバレー決勝で口論→一触即発の事態 一瞬で空気を変えた発想が「天才!」と絶賛の嵐「この人も金メダルだ」
パリ五輪のビーチバレー女子決勝が9日に行われ、ブラジルのアナパトリシア・シウバラモス、エドゥアルダ・サントスリスボア組が、カナダのメリッサ・ヒューマナパレデス、ブランディ・ウィルカーソン組に2-1で競り勝ち、金メダルを獲得した。この試合が白熱する中で、選手同士の罵り合いが発生。この中でスタッフが見せた機転を海外メディアが報じていたが、SNS上で各国のファンから反応が相次ぎ、バズ状態となっている。
パリ五輪・ビーチバレー女子決勝
パリ五輪のビーチバレー女子決勝が9日に行われ、ブラジルのアナパトリシア・シウバラモス、エドゥアルダ・サントスリスボア組が、カナダのメリッサ・ヒューマナパレデス、ブランディ・ウィルカーソン組に2-1で競り勝ち、金メダルを獲得した。この試合が白熱する中で、選手同士の罵り合いが発生。この中でスタッフが見せた機転を海外メディアが報じていたが、SNS上で各国のファンから反応が相次ぎ、バズ状態となっている。
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こんなシーンもオリンピックの魅力のひとつかもしれない。1-1で迎えた第3セット11-7の場面、カナダがポイントを取ると何やら両陣営の選手がにじり寄った。ネット越しで怒りを滲ませた表情で言葉をぶつけ合う一触即発の事態。審判が間に入り、何度も笛を鳴らしてプレーに戻るように促すが、一向に収まらない。会場も騒然。カナダの選手にイエローカードが提示されると、直後、会場に聞き慣れたメロディーが……。ジョン・レノンの「Imagine」だった。
スタジアムDJが咄嗟に機転を利かせた粋な配慮。平和を求めた名曲にメッセージを込め、これには思わず両チームの選手も笑い出し、拍手をする選手も。一気に緊張が解けて、空気を取り戻した。米国のスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が「五輪ビーチバレーのDJが、ブラジルとカナダの張り詰めた瞬間に“Imagine”を演奏した」「このDJは、完璧なタイミングで、完璧な歌を選んだ」などと伝えたが、これはネット上でも大きな話題に。
この模様を取り上げたXの投稿にはコメントが殺到。「私たちにはこういうのがもっと必要。DJに称賛を!!」「面白すぎる!」「心温まるね」「DJがこの試合の勝者だ」「この曲は完璧だ」「音楽の力だ」「よくやった!」「天才だ!」「このDJも金メダルに値する」「ファンタスティック」「生で見ていて笑っちゃったよ」など喝采にあふれた。金メダルをかけた戦いで、ファンの記憶に長く記憶に刻まれそうな名シーンとなった。
(THE ANSWER編集部)