パリ五輪の男子バレー中継に映り込み話題に

　パリ五輪の男子バレーボール日本代表はベスト8で大会を終えた。日本の試合で中継に映り、話題になっていたフジテレビの渡邊渚アナが10日、自身のインスタグラムを更新。現地観戦していたことを報告した。療養中とあって回復ぶりとバレー熱には、ファンから感動の声が上がっている。

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　日の丸のフェイスペインティングを施した渡邊アナは、客席で日の丸を広げる自身の姿を投稿。長文を記した。体調不良のため昨年7月から療養中だったが、乗り物に問題なく乗れるようになったタイミングだったこともあり渡仏。日本―イタリア戦を含め、準々決勝、準決勝の6試合をすべて観戦したという。

　1年間の療養生活が続き、五輪に行く選択肢も1か月前までなかったというが「でもやっぱり諦めきれなくて。いや、むしろ最後にオリンピックを観に行けたら未練がなくなるんじゃないか、きっぱりバレーを諦められるんじゃないかと思って、急遽自分でチケットを買ってパリへ行ってきました」と説明。会社からも許可を得て、周囲にも背中を押してもらったという。

　回復ぶりとバレー愛に、ファンからは「嬉しそうな笑顔を見て、こちらも嬉しくなっちゃいました」「色々言う人もいますが、気にしないでください」「悔いのない人生を送る！　それだけ！」「やりたいことやれる時にやる！　元気でなにより！」「それでいいと思う。誰の人生でもないあなたの人生！」「ここまで回復した事が素晴らしい！」「笑顔が見られてうれしい」などと反響が集まった。

　五輪の熱気を体験した渡邊アナは「バレーボールと出会って12年、プレーは超下手で万年ベンチで専らスコアを書くかドリンクを作っていましたが笑、それが仕事にもつながって。会場ではいろんな国の方とお話ししたり、お友達ができたり。世界のバレーをやっと観ることができて、夢が叶いました！　バレーボールが好きでよかった。バレーが繋いでくれた縁をこれからもずっと大切にしていきたいなと思いました。つまり諦められなかった！笑」と締めくくっていた。