張本智和、1120文字の激白「誰かの言葉にここまで救われたのは初めて」 メダル逃し失意も「休んでる暇はありません」
パリ五輪の卓球男子日本代表・張本智和が自身のインスタグラムを更新。大会を終えての感謝などをつづった。1120文字に及ぶ長文で、メダルを逃したことに対する思いを激白。「誰かの言葉がここまで支えになり、救われたのは初めてでした」などと、温かいエールに感謝を示している。
パリ五輪
パリ五輪の卓球男子日本代表・張本智和が自身のインスタグラムを更新。大会を終えての感謝などをつづった。1120文字に及ぶ長文で、メダルを逃したことに対する思いを激白。「誰かの言葉がここまで支えになり、救われたのは初めてでした」などと、温かいエールに感謝を示している。
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張本は「パリオリンピックが終了しました 3種目に出場し、メダルを獲得することはできませんでした。もちろん悔しいし、現実を受け止めるにはまだ時間が必要です」と始め、メダルを逃した心境をつづった。
早田ひなとの混合ダブルスでは、北朝鮮ペアの前に1回戦敗退。シングルスでは準々決勝で金メダルを獲得した樊振東とフルゲームの大激戦の末に敗れた。団体戦はメダルがかかった準決勝で5試合目に競り負け、3位決定戦も1勝1敗だったが、敗戦はマッチポイントを掴みながらの逆転負けだった。
「もしかしたら一生かかっても受け止められる結果ではないのかもしれません。あと1点、あの1点を取っていれば。言い出したらキリがありません」と、僅かに届かなかったことに後悔も感じさせながら「それでもこの3年間の経験、努力、人生、全てをぶつけました。メダルは獲れなくてもそこまでの過程、オリンピックでのパフォーマンスにはある程度納得できる部分はあります。試合をしながら確かに強くなってる、そう思うシーンはたくさんありました」と納得している部分も明かした。
勝負の無情さ、努力の重要性などをつづった張本は続いて、団体のチームメートに言及。「そして、戸上と篠塚には感謝しかありません。メダルは獲れなかったけど、3人で最後の1球まで全力で戦ったことは今後の人生のどこかで絶対力になります。3人で過ごしたオリンピックはとても楽しかったです。オリンピックですぐにリベンジとはいかないけど、他の大会で少しずつリベンジしていこう!」と呼びかけた。
早田と挑んだ混合ダブルス、田勢監督、家族や選手たちの支えにも感謝した張本は「オリンピックが終わっても、またすぐに試合はやってきます。休んでる暇はありません。また今日から次の4年間のスタートです。4年後、メダリストに値する選手になっているために、頑張り続けるしかありません。ここからロサンゼルスまでの4年間、とても長い道のりになると思いますが、どうかまた応援していただけたら幸いです。本当に本当にありがとうございました!」と次を見据えた。
「最後に、準決勝後にたくさんの温かい言葉をかけてくださり、本当にありがとうございました。誰かの言葉がここまで支えになり、救われたのは初めてでした。皆さんのおかげで、もう一度3位決定戦を頑張ることができました。本当にありがとうございました」と記した。
(THE ANSWER編集部)