195kg失敗でぶっ倒れ悶絶、あわや競技不能に陥った仏重量挙げ選手の「奇跡的カムバック」に英驚愕
パリ五輪は9日、重量挙げ男子89キロ級が行われ、地元フランス選手の驚異のパフォーマンスが話題を集めている。試技で失敗して深刻な怪我を負ったと思われたが「奇跡的なカムバック」で復帰。見事な成功を英紙が驚きを持って報じている。
パリ五輪
パリ五輪は9日、重量挙げ男子89キロ級が行われ、地元フランス選手の驚異のパフォーマンスが話題を集めている。試技で失敗して深刻な怪我を負ったと思われたが「奇跡的なカムバック」で復帰。見事な成功を英紙が驚きを持って報じている。
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英紙「デイリー・ミラー」米国版は「カメラが切り替わる負傷も五輪でウエイトリフティング選手が英雄的な競技復帰」との見出しで記事を掲載。フランス代表のロマン・イマドゥシェヌが「クリーン&ジャーク」で195キロの試技に失敗した際、途中でバランスを崩した。「膝を捻ったように見えた」「明らかに痛そうに見えた」という状況を報じている。
声をあげて悶絶し、ぶっ倒れたイマドゥシェヌの姿が幕で隠され、国際映像でも治療の様子は映されず。「捻った膝を隠すための幕で姿が覆われた時、怪我は非常に深刻なものに思えた」と一時は競技継続不能かとすら思われたようだが、「母国の観衆が喝采を送る中、彼は2回目に臨むべくステージへ奇跡的なカムバックを果たした」と伝えられている。
同紙は「バーベルの後ろに立つと、頬を叩き叫んで気合を入れた。そこから一つ深呼吸。そこから信じられないことに、失敗した以上の196キロに挑戦し成功させた」と、失敗時よりも1キロ重いバーベルを持ち上げたパフォーマンスを紹介した。イマドゥシェヌは「スナッチ」との合計が351キロで9位に終わったものの、驚異の回復で強い印象を与えていた。
(THE ANSWER編集部)