五輪の劣化メダル問題に新展開 大会側が「交換を約束」と英報道「メダルを鑑定、原因特定へ緊密に…」
連日熱戦が続く一方で、アクシデントやトラブルも目立っているパリ五輪。スケートボード男子の米国選手が授与されたメダルの“劣化”を指摘した問題は各方面に波紋を広げていたが、ここへきて騒動は新展開を迎えたようだ。大会側は「劣化が目立ったメダルの交換を約束した」という。英紙が報じている。
パリ五輪
連日熱戦が続く一方で、アクシデントやトラブルも目立っているパリ五輪。スケートボード男子の米国選手が授与されたメダルの“劣化”を指摘した問題は各方面に波紋を広げていたが、ここへきて騒動は新展開を迎えたようだ。大会側は「劣化が目立ったメダルの交換を約束した」という。英紙が報じている。
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今回の騒動の発端となったのは、スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)のインスタグラム投稿。表面の塗装がはがれたようなメダルの写真を公開し「汗のかいた肌にちょっとだけ触れたり週末友人にかけたりしただけで劣化してしまったように感じる」などとつづると、各国メディアが大きく報じる展開となっていた。
この騒動について英紙「デイリー・メール」は「米国人スター選手が公開した獲得1週間後の錆びが衝撃的な五輪メダル 大会側が交換を約束」との見出しで記事を掲載。「パリ五輪関係者は、スケートボード米国代表のナイジャ・ヒューストンが獲得から1週間が経った銅メダルの状態を明かしたことを受け、同選手の劣化が目立ったメダルを交換すると約束した」と本文に記した。
同紙は大会広報担当者のコメントも紹介。「パリ2024は、授与から数日後のダメージが明らかになったメダルに関するSNS投稿を認識しています」と大会側の認識に触れたうえで「また、大会はメダルを鑑定し劣化の状況や原因を特定するべく、メダルの製造並びに品質管理を行うパリ造幣局博物館、今回のアスリートが所属する国内オリンピック委員会と緊密に連携してまいります」とメダルを鑑定し、交換する方針を示した。
(THE ANSWER編集部)