パリ五輪

　パリ五輪は9日（日本時間10日）、サッカーの男子決勝が行われ、地元フランスとスペインが対戦。注目のファイナルとあって客席にはサッカー界の大物関係者が多く、その中に日本ゆかりの名将も現れ、日本のファンを驚かせている。

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　前半から4発が飛び出し、スペインが3-1とフランスをリードした試合。客席から熱視線を送っていたのがアーセン・ベンゲル氏だ。アーセナルを長年率いた名将は教え子であるティエリ・アンリ監督がフランスを率いる試合を観戦。試合前にはピッチ上のセレモニーにも登場し、フランスA代表のディディエ・デシャン監督らの近くでピッチに熱視線を送った。さすがの存在感だ。

　アーセナルの監督としてはもちろん、Jリーグ名古屋グランパスの監督としても日本のサッカーファンに馴染み深い存在。中継に一瞬、その姿が映ると、ネット上も「ベンゲルがいる」と大盛り上がりだ。

「アンリが居ってベンゲルも居ったら、そこはもうロンドンや」「久しぶりに見た」「ベンゲル氏も元気そうで何より」「懐かしい」「デシャンもベンゲルもおるな。なんて豪華な」「デシャンの横にベンゲルおった？」「そろそろグランパス戻ってきてもええんやで？」などの声が上がっていた。試合は3-3で突入した延長戦でスペインが2得点し、5-3で勝って32年ぶりの金メダルを獲得した。