五輪で国歌斉唱中に判定へ猛抗議 異例の後ろ向きで登壇「不満を露わに」…前日の暴力行為が発端
パリ五輪の水球は9日に順位決定戦が行われ、イタリアが9-11でスペインに敗れた。試合前の国歌斉唱では、準々決勝ハンガリー戦での判定に抗議を示すために壇上で後ろ向きに。しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への訴えは却下されたと海外メディアが報じている。
パリ五輪
パリ五輪の水球は9日に順位決定戦が行われ、イタリアが9-11でスペインに敗れた。試合前の国歌斉唱では、準々決勝ハンガリー戦での判定に抗議を示すために壇上で後ろ向きに。しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への訴えは却下されたと海外メディアが報じている。
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異例の抗議方法だった。イタリアはスペインとの順位決定戦開始前、国歌斉唱で選手たちが突然、正面に背中を向けた。インド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」によると、「審判への不満を露わにした」行動だったという。発端は前日のハンガリー戦にあったようだ。
準々決勝ハンガリー戦の第2クォーター残り2分22秒。イタリアのフランチェスコ・コンデミが暴力行為により退場処分に。ハンガリーにペナルティーショットが与えられたが、イタリア側は猛抗議した。同紙によると、イタリア水泳連盟は試合の結果取り消しなどを求めてCASに訴えていたという。
しかし、イタリアの訴えをCASは却下。イタリアは10日に7位決定戦に臨む。
(THE ANSWER編集部)