石川佳純が卓球中国チーム取材後に渡したモノ 細かな心遣いに中国感銘「国境を越えた深い友情を見た」
パリ五輪は8日、卓球の団体女子準決勝で中国と日本がそれぞれ決勝進出を決め、10日の決勝で金メダルを争うこととなった。中国が韓国を下した試合後、フジテレビでパリ五輪中継スペシャルキャスターを務める石川佳純さんが流暢な中国語で実施したインタビューが話題になったが、中国メディアもこの交流に注目。石川さんが“細かい気配り”をしていたことも報じている。
パリ五輪
パリ五輪は8日、卓球の団体女子準決勝で中国と日本がそれぞれ決勝進出を決め、10日の決勝で金メダルを争うこととなった。中国が韓国を下した試合後、フジテレビでパリ五輪中継スペシャルキャスターを務める石川佳純さんが流暢な中国語で実施したインタビューが話題になったが、中国メディアもこの交流に注目。石川さんが“細かい気配り”をしていたことも報じている。
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日本の中継で紹介された石川さんの取材風景。ミックスゾーンで中国の3人に流暢な中国語で「決勝の相手はわかりませんが、日本が上がってきたらどうしますか?」などと質問すると、現役時代から気心しれた間柄でもある孫穎莎から「あなた、日本のインタビューに来たんじゃないの?」と突っ込まれるなど、和気あいあいとしたやり取りを見せていた。
この様子は中国メディア「網易新聞」も報道。「コートの主役から解説者へと転身した石川佳純は専門的な知識と独特な視点で視聴者にまったく新しい観戦の体験を提供している。取材エリアで陳夢、孫頴莎、王曼昱と親し気に話す姿からは、選手の間の深い友情が感じ取れたし、その取材内容は解説者としての専門性や親しみやすさを感じさせた。石川は中国女子卓球チームの3人とともに勝利を喜んでいた」と伝えた。
さらに「インタビューの雰囲気はことのほか心温まるもので、楽しそうな笑顔と互いに尊重し合う様子は、久しぶりに集まった古くからの友人たちのようだった」とお互いの関係性に言及。「石川佳純は中国女子卓球チームのプレーを高く評価し、今後の試合での活躍を祈る言葉を送った。中国卓球女子チームの3人は、バッジをもらい、お礼を言ってその場を離れた」と石川さんが3人に、人気漫画「ワンピース」の主人公ルフィが描かれたフジテレビのピンバッジを贈っていたことも紹介した。
記事は「このインタビューのシーンを見て、スポーツの力と素晴らしさを感じ、卓球選手たちの間の国境を越えた深い友情を見た思いがした」と今も続く友情に感銘を受けたような一文で締められている。
(THE ANSWER編集部)