「たった1週間で…」新たに浮上した五輪メダル劣化問題に広がる波紋 各国メディア報道「お粗末な状態だ」
パリ五輪のスケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)が、1週間前に獲得したメダルの劣化ぶりを自身のSNSで公開。衝撃の変貌ぶりに世界各国のメディアが反応している。
パリ五輪
パリ五輪のスケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)が、1週間前に獲得したメダルの劣化ぶりを自身のSNSで公開。衝撃の変貌ぶりに世界各国のメディアが反応している。
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連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪だが、選手村の劣悪な食事やセーヌ川の水質汚染などネガティブな報道も少なくない。そうしたなか7月29日に行われたスケートボード男子ストリート決勝で銅メダルを獲得したヒューストンが、帰国後にインスタグラムを更新し、1週間前から変わり果ててしまった銅メダルの姿を披露した。
表面の塗装がはがれているように見え、ヒューストン自身は「新しい時のメダルは素晴らしい見た目さ。でも、汗のかいた肌にちょっとだけ触れたり週末友人にかけたりしただけで劣化してしまったように感じる。君たちが思っているほど明らかに質は高くないよ」と語っていた。
この投稿に世界各国のメディアもこぞって反応している。英紙「デイリー・メール」が「パリで獲得してから1週間、五輪スターがメダルの“衝撃的”な状態を告白」と見出しを打ち、「スケートボード米国代表のナイジャ・ヒューストンは、パリでの戦いから1週間が経った五輪メダルのお粗末な状態を明らかにした」と伝えれば、英高級紙「テレグラフ」も「たった1週間で目に見える劣化 パリ五輪メダルの品質に批判」との見出しで報道した。
米メディア「TMZ」も「ナイジャ・ヒューストンは初の五輪メダルに幸せを感じられていないようだ。理由は自身の銅メダルが『既に劣化し始めている』という発言。動画・写真で主張を裏付けた」と報じるなど、波紋が広がっている。
(THE ANSWER編集部)