ライバルから“借り物”で五輪レース出場 棄権危機を救ったスポーツマンシップに称賛「競争より人情だ」
熱戦が続くパリ五輪で、自転車競技において国を越えた支援が注目を集めている。ロードレースに出場したナイジェリアのエセロビーナ・ウクペセライは自身のSNSを更新し、急遽決まった事態に協力してくれたドイツのサポートに対して感謝のメッセージを投稿。海外ファンからは「競争より人情だね」といった反響が寄せられている。
パリ五輪
熱戦が続くパリ五輪で、自転車競技において国を越えた支援が注目を集めている。ロードレースに出場したナイジェリアのエセロビーナ・ウクペセライは自身のSNSを更新し、急遽決まった事態に協力してくれたドイツのサポートに対して感謝のメッセージを投稿。海外ファンからは「競争より人情だね」といった反響が寄せられている。
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4日に行われた女子個人ロードレースに出場したウクペセライ。残念ながら途中棄権という結果に終わったが、その後、自身のX(旧ツイッター)に「急遽ケイリンとスプリントに出場することが決まったため、チームナイジェリアと私はトラックでレースするための自転車を持っていませんでした。スポーツマンシップの精神で、ドイツチームが私に手を差し伸べて自転車を提供してくれました。ありがとうございます!」とつづり、トラックで疾走する写真も公開した。
これには海外ファンからも「競争より人情だね」といったコメントが。ドイツチームからトラック用の自転車を借りたウクペセライは7日の女子ケイリン1回戦で6位。敗者復活戦に回るも敗退となったが、9日のスプリントにも出場を予定している。
(THE ANSWER編集部)