男子バスケ最強米国が薄氷の決勝進出! 強豪セルビアに95-91逆転勝ち あわや金星献上の大激戦、5連覇へフランスと激突
パリ五輪は8日、バスケットボール男子準決勝が行われ、5連覇を目指した優勝候補大本命の米国が2度目の金メダルを目指すセルビアに95-91で逆転勝ちした。
パリ五輪
パリ五輪は8日、バスケットボール男子準決勝が行われ、5連覇を目指した優勝候補大本命の米国が2度目の金メダルを目指すセルビアに95-91で逆転勝ちした。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
第1クォ-ター(Q)から主導権を握ったのはセルビア。3ポイントシュート(3P)を効果的に沈めて第2Qもリード。54-43で前半を折り返した。第3Qは米国が反撃し、一時は6点差まで迫ったが、セルビアが再び76-63と突き放した。
13点差で迎えた最終Q。現役最強の呼び声高いレブロン・ジェームズ、世界最高シューターのステフィン・カリーらが攻撃をしかけたが、セルビアのディフェンスに苦戦。残り3分39秒でついに84-84の同点に追いついた。残り2分で逆転。会場は大熱狂となる中、レブロンの突破やカリーの速攻で91-86とした。残り8.2秒で2点差。ファウルをもらい、フリースローで95-91とすると、最後はセルビアの攻撃を防ぎ切った。選手たちは絶叫で大興奮。薄氷の勝利となった。
米国はNBAでMVP4度のレブロンをはじめ、同2度のカリー、同1度のジョエル・エンビード、同1度のケビン・デュラントらに加え、球宴5度のジェイソン・テイタム、同9度のアンソニー・デイビスら超豪華な顔ぶれ。「ドリームチーム」と称される最強軍団でパリに乗り込んでいた。
対するセルビアも強豪だ。NBAでMVP3度のニコラ・ヨキッチを軸に、ボグダン・ボグダノビッチ、バシリエ・ミチッチらNBA選手を擁し、昨年ワールドカップでは準優勝。2度目の金メダルを目指し、準々決勝では強豪オーストラリアを退けていた。
フランスが待ち受ける決勝は10日。フランスに敗れたドイツが同日の3位決定戦に回った。
(THE ANSWER編集部)