五輪レスリングで体重超過→点滴の痛々しい姿 「こんな彼女を見るの残念」「愛と敬意を」X心配
パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級で決勝に進出しながら体重超過で失格となったビネシュ(インド)が、点滴治療を受けている姿が公開された。同国の元レスリング代表選手がエールを送ると、海外ファンから「こんな彼女を見るのは残念だ」と落胆の声が上がった。
パリ五輪
パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級で決勝に進出しながら体重超過で失格となったビネシュ(インド)が、点滴治療を受けている姿が公開された。同国の元レスリング代表選手がエールを送ると、海外ファンから「こんな彼女を見るのは残念だ」と落胆の声が上がった。
ビネシュはベッドに横たわり、笑みを浮かべている。左腕を出し、手首には点滴がついているようだ。スタッフに肩を叩かれている。
画像をXに公開したのは、2012年ロンドン五輪代表のギータ・フォガト氏。文面で「ビネシュに銀メダルをあげて」とつづった。海外ファンは同情している。
「私たちはみんな同じことを祈っている」
「強くいてください。あなたは私たちの心を掴んだ」
「心からの声援を彼女に。ビネシュ・フォガトに愛とリスペクトを」
「こんな彼女を見るのは残念だ」
「彼女はメダルにふさわしい」
ビネシュは6日の1回戦で東京五輪金メダリストの須崎優衣に勝利。その日の試合前計量はクリアしており、7日の決勝まで進出した。しかし、7日朝の計量は失敗。米スポーツ専門局「ESPN」によると、サウナなどで汗を流し、最後に髪まで切ったが、約100グラム超過だったという。
ビネシュの失格により、決勝はサラ・ヒルダーブラント(米国)と準決勝でビネシュに敗れたジュスネイリス・グスマン(キューバ)が対戦。須崎はオクサナ・リバチ(ウクライナ)との3位決定戦に臨む。