パリ五輪で「61歳が勝利」の驚愕ギネス記録 なんと6度目の五輪、1963年生まれの卓球レジェンド
パリ五輪の卓球で驚きのギネス記録が生まれた。7月28日の女子シングルスで倪夏蓮(ニー・シャーリエン)がスィベル・アルティンカヤ(トルコ)に4-2で勝利。倪夏蓮は1963年7月生まれの61歳で、30歳年下の相手に勝利した。この勝利が、最年長選手の勝利としてギネス記録に認定された。
パリ五輪で驚きのギネス記録
パリ五輪の卓球で驚きのギネス記録が生まれた。7月28日の女子シングルスで倪夏蓮(ニー・シャーリエン)がスィベル・アルティンカヤ(トルコ)に4-2で勝利。倪夏蓮は1963年7月生まれの61歳で、30歳年下の相手に勝利した。この勝利が、最年長選手の勝利としてギネス記録に認定された。
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6度目のオリンピックとなった大ベテラン。ギネス世界記録の公式ホームページでは「五輪の卓球で勝利した最年長選手」との項目で「2024年7月27日、フランスのパリで五輪の卓球で勝利した最年長選手は、61歳23日のニー・シャー・リエン(ルクセンブルク、1963年7月4日中国生まれ)である」と認定された。
日本でいう「還暦」を過ぎても世界ランク61位の実力をキープしている倪夏蓮。今年2月の世界卓球団体戦では、張本美和との45歳差対決(結果は張本の3-0勝利)でも話題になった。
中国生まれで、同国代表として世界卓球では1983年東京大会に初出場。89年にドイツ、翌年からルクセンブルクへ渡った。2000年シドニーで五輪初出場。58歳で5度目の出場となった2021年の東京五輪では、卓球選手として史上最年長出場となった。昨年7月のWTTフィーダーハビージョフでは女子シングルスで初優勝と衰え知らずだ。パリ五輪では2回戦で銀メダルを獲得した孫穎莎(中国)に敗れたが、また一つ勲章を手にした。
(THE ANSWER編集部)