五輪で思わぬ騒動が発生 中国の卓球金メダリストに「意図的にぶつかる」→取材禁止処分に…海外メディア報道
パリ五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した中国選手に故意にぶつかったとしてカメラマンが取材禁止処分を受けたようだ。インドの英語日刊紙「フリー・プレス・ジャーナル」が伝えている。
王楚欽が襲われた2つの災難…ラケット破壊と激突事件
パリ五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した中国選手に故意にぶつかったとしてカメラマンが取材禁止処分を受けたようだ。インドの英語日刊紙「フリー・プレス・ジャーナル」が伝えている。
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記事は「スウェーデン人女性ジャーナリストに取材禁止処分 中国人金メダリスト王楚欽に意図的にぶつかる」という見出しで、動画を掲載した。
インタビューを受けていた王楚欽が対応を終え、歩き出そうとした時だ。後ろを通ろうとしていたスチールカメラマンが突然、不自然に進行方向を変えた。レンズを覗き込んでいたようで、王楚欽に向かって直進。ぶつかられた王楚欽は思わず、のけぞっている。
カメラマンの不注意にも思えるが、この行為を「意図的」と報じた記事では「女性のメディア関係者が王楚欽に向かって真っすぐ歩いていく――。その瞬間が収められた動画がSNS上に拡散された。別の記者への取材対応中のことだった」と言及。さらに今大会、王楚欽は2度の災難に襲われたと指摘した。
というのも、7月30日に行われた混合ダブルスで金メダルを獲得したものの、その後の写真撮影中に愛用のラケットがカメラマンに踏まれ折れてしまった。スペアのラケットで臨んだ翌日の男子シングルスは2回戦で敗退。さらにこのカメラマンにぶつかられた場面の動画がネット上で拡散され、物議を醸していた。
記事は今大会の王楚欽について、精神面で難しい状況に置かれているとも言及している。
(THE ANSWER編集部)