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バスケ主将・富樫勇樹「これで引退ではない。でも…」 今後の代表活動へ胸中「若手に経験させてあげないといけないという思いもある」

パリ五輪の男子バスケットボール日本代表で主将を務めた富樫勇樹が、自身のXで今後の代表活動に対する思いを記した。「これで引退ではありません。でもこのオリンピックが最後になる可能性もあります」などとつづり、若手に対する配慮ものぞかせた。

バスケ男子日本代表で主将を務めた富樫勇樹【写真:FIBA提供】
バスケ男子日本代表で主将を務めた富樫勇樹【写真:FIBA提供】

パリ五輪

 パリ五輪の男子バスケットボール日本代表で主将を務めた富樫勇樹が、自身のXで今後の代表活動に対する思いを記した。「これで引退ではありません。でもこのオリンピックが最後になる可能性もあります」などとつづり、若手に対する配慮ものぞかせた。

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 富樫は6日、「2度目のオリンピックが終わりました。悔しい結果ですが、感謝の気持ちしかないです。本気でベスト8を目指しチャレンジしたチームを誇りに思います。リールにもたくさんの人が応援に来てくれました。テレビでの応援もありがとうございます。これからもっと日本代表は強くなる」と感謝を記した。

 予選リーグ3戦全敗だったが、優勝候補フランスをあと一歩まで追い詰めるなど激闘。主将として牽引した富樫は「そして今後の代表ですが@mako6hieji(比江島慎)と相談して決めようと思います(冗談)」とお茶目につづり、渡邊雄太と比江島の3人で撮った写真も投稿した。

 31歳とベテランの域に入る。別の投稿では「これで引退ではありません。でもこのオリンピックが最後になる可能性もあります」とつづった。「今後の方針が決まったら監督と話し、必要としてくれるなら自分の体と相談しながらですが喜んで参加します。ですが、若い選手の成長も考え、経験させてあげないといけないという思いもあります」と胸中を明かしている。

 さらに投稿を続け「これからは今までと少し違う気持ちにはなりますが、プロ選手としてバスケを続けている限り、少しでも日本代表に貢献できるならやっていきたいと思っています」としながらも、「今後、富樫はもういらないとみんなが思える選手がもっと出てきてくれれば喜んでテレビから日本代表を応援します」と伝えた。

「完全に引退も考えましたが(Bリーグ的には許されない)、改めてこのような経験は誰もができることではないので、必要とされるなら楽しみたいなと」と、経験してきた大舞台について表現。「ですが、もし最後になったとしても何一つ後悔はありません。こんな僕が10年間近く日本代表のユニホームを着てプレーできたことが奇跡です! ありがとう」と感謝をつづった。

(THE ANSWER編集部)


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