批判相次ぐセーヌ川でまた練習中止「腸球菌レベルが最大値を…」 世界水連が声明「決断を下した」
パリ五輪で水質問題が浮上していたセーヌ川。トライアスロンは延期の末に実施されたが、批判の声も上がっていた。そんな中、6日にはマラソンスイミングの練習がキャンセルとなったと海外記者が報じている。
パリ五輪
パリ五輪で水質問題が浮上していたセーヌ川。トライアスロンは延期の末に実施されたが、批判の声も上がっていた。そんな中、6日にはマラソンスイミングの練習がキャンセルとなったと海外記者が報じている。
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開幕前から水質問題が報じられてきたセーヌ川。トライアスロンは先月30日に開催予定だった男子を31日に延期して実施するなど、中止や延期が相次ぎ、海外選手、メディアからも批判の声が上がっていた。
そんな中、6日にカナダ公共放送「CBCニュース」のデビン・ハーロウ記者のXでは「速報 セーヌ川の水質の懸念により、世界水泳連盟がマラソンスイミングのファミリアライゼーションを中止した」と伝えた。
引用された世界水連の声明では「今日、世界水泳連盟は8月6日のマラソンスイミングのファミリアライゼーションを水質の懸念により中止する決断をした。選手のトレーニングセッションは午前7時30分から9時30分に行われる予定だったが、午前4時の調整会議後に、パリ五輪2024との協調により、同団体が決断を下した」とされている。
また「8月5日の午前5時から6時の間に4か所で行われた水質調査の結果、大腸菌のレベルが326から517(『非常に良い』から『良い』)であることが示された」「しかしながら、今朝の調査の腸球菌レベルが世界水泳連盟の最大値を上回っていた」と、水質が悪くなっていると伝えられている。
(THE ANSWER編集部)