レスリング須崎優衣が号泣「終わってしまったのが信じられない」 前回女王がまさかの初戦敗退「皆の努力を無駄に…本当に申し訳ない」
パリ五輪は6日、レスリング女子フリースタイル50キロ級が行われ、東京五輪金メダリストの須崎優衣が1回戦に登場。インドのビネシュと対戦したが、2点リードの終了間際にポイントを取られてまさかの逆転負け。連覇を逃した。試合後の中継インタビューでは涙を隠せず「皆さんの努力を私が無駄にしてしまった。本当に申し訳ない」と語った。
パリ五輪
パリ五輪は6日、レスリング女子フリースタイル50キロ級が行われ、東京五輪金メダリストの須崎優衣が1回戦に登場。インドのビネシュと対戦したが、2点リードの終了間際にポイントを取られてまさかの逆転負け。連覇を逃した。試合後の中継インタビューでは涙を隠せず「皆さんの努力を私が無駄にしてしまった。本当に申し訳ない」と語った。
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2点リードしていた須崎は終了間際、相手に押し負けるような形でポイントをとられた。2-2となったが、最後にポイントを取ったビネシュが勝利。須崎側はチャレンジしたが、判定は覆らなかった。須崎は呆然とした表情を浮かべたが、最後は相手と称えあってマットを降りた。
気丈な姿を見せていたが、インタビューに応じると号泣。「このオリンピックは私だけの夢じゃなかった。会場に家族とか、会社の皆さんとか、友達とか、沢山の人たちが来てくれていた。本当に申し訳ない気持ちです。終わってしまったのが信じられないです」と語った。
まだ敗者復活戦の可能性はあるが「この3年間、いろんな人に支えてもらってここまでやってきた。私1人じゃなくて、皆の努力も無駄にしてしまった。本当に申し訳ない気持ち」と謝罪した。
まさかの番狂わせに、国際映像の英語実況も「最大の驚き」「ショック」「ワオ」と驚きの言葉を連発。「これまで3敗しかしていないユイ・スサキ、全て同じ相手でした。これはオリンピックのレスリングで、いや、レスリング全体で最大の衝撃だ! ユイ・スサキがインドのビネシュに敗れました!」と圧倒的実力を誇った須崎の敗戦を伝えていた。
(THE ANSWER編集部)