五輪バレーの思わぬレッドカードに騒然 敗北ドイツ抗議、国際実況は理由推察「凝視し続けていた」
パリ五輪は5日、バレーボール男子の準々決勝を行い、開催国のフランスがフルセットの激闘の末、ドイツに3-2で逆転勝ち。4強進出を決めた。最終セットにはドイツ選手にレッドカードが提示されるシーンもあり、混乱が生じていた。
パリ五輪
パリ五輪は5日、バレーボール男子の準々決勝を行い、開催国のフランスがフルセットの激闘の末、ドイツに3-2で逆転勝ち。4強進出を決めた。最終セットにはドイツ選手にレッドカードが提示されるシーンもあり、混乱が生じていた。
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2セットを先取されたフランスが巻き返し、迎えた運命の第5セット。フランスが8-4とリードした場面だ。ドイツのトビアス・クリックに強烈なスパイクを叩き込まれ、8-5に。すると次の瞬間、主審がクリックを手招き。そして何事か説明しながら、レッドカードを提示したのだ。納得いかない様子で抗議するドイツの選手たち。しかし判定は覆らず、クリックはコートを後にした。
この場面について国際放送の実況は「クリックはポイントを獲得した後に、あまりに頻繁にネット越しに凝視します。今もまたやっていました。2回目です。彼はイエローカードをもらうことになりそうです」「おー! レッドだ! オーマイグッドネス! ネット越しに何か言ったに違いない! レッドカードを出すほどの何かを審判が聞いたんだ!」と驚きつつ、クリックにカードが出された理由を推測していた。
さらに「2度、ネット越しにじっと凝視し続けていました。何か言ったに違いありません。ポイントを獲得した時は振り返ってチームメートと祝福しないといけません」とクリックの振る舞いについても指摘していた。試合は最終セットを15-13で勝利したフランスが4強に進んだ。
(THE ANSWER編集部)