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中国でシダマツ志田千陽の人柄に集まる称賛 さり気ない気遣いが「美しい上に親切だ!」敗退直後に話題

パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで、「シダマツ」こと志田千陽、松山奈未組は銅メダルに輝いた。表彰式では銀メダルの劉聖書、譚寧ペアと仲良く交流する姿が話題になったが、中国メディアは2日に行われた準決勝直後のワンシーンにも注目。志田が見せた行動に、中国ファンから称賛の声が上がり、人気が出始めている。

バドミントン女子ダブルスで松山奈未とのペアで銅メダルを獲得した志田千陽【写真:ロイター】
バドミントン女子ダブルスで松山奈未とのペアで銅メダルを獲得した志田千陽【写真:ロイター】

パリ五輪・バドミントン女子ダブルス

 パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで、「シダマツ」こと志田千陽、松山奈未組は銅メダルに輝いた。表彰式では銀メダルの劉聖書、譚寧ペアと仲良く交流する姿が話題になったが、中国メディアは2日に行われた準決勝直後のワンシーンにも注目。志田が見せた行動に、中国ファンから称賛の声が上がり、人気が出始めている。

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 中国メディア「新浪財経」が伝えたのは、両ペアが対戦した準決勝での出来事だ。試合は接戦の末に、シダマツペアが16-21、19-21で敗れた。最後の得点が決まると、中国ペアはコート上で歓喜を爆発。譚寧が放り投げたラケットはネットの下に落ちた。

 その後、志田と譚寧がネット越しにハグをした時には、ラケットは足元に落ちていた。譚寧が審判と握手を交わして戻ってきた際、気づいた志田がそのラケットを拾い、ネットの下からグリップ側を譚寧に向けて手渡した。

 敗退直後に見せた行動を、同メディアは「譚寧がラケットを床に置いたまま、対戦相手や審判と握手をし、ハグをした際、日本の志田千陽選手がそれを拾ってくれた」と報道。ネット上の中国人ファンも「志田さん、試合後にラケットを拾ってくれるなんて、本当に親切! スポーツマンシップに溢れている!」「踏まれて折れたら大変!」「志田はバドミントンの技で優れているばかりじゃなくて美しい。そのうえ親切!」と、志田のさり気ない気遣いとスポーツマンシップに注目していた。

(THE ANSWER編集部)


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