パリ五輪・卓球女子団体1回戦

　パリ五輪は5日、卓球の女子団体1回戦で日本がポーランドを3-0で下した。第2試合のシングルスで16歳の張本美和がストレート勝ちで五輪デビュー。鮮烈なインパクトを残した。卓球王国・中国メディアやファンも「実力では平野美宇に劣らない」「将来の中国の大きなライバル」と警戒している。

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　中国メディア「卓球ネット」は「張本美和が初戦を飾る！　対戦相手を3-0で撃破。女子団体で日本が8強」との見出しで報道。「卓球ファンなら誰でも知る通り、日本の女子卓球チームは現在、中国に次ぐ2位であり、安定した強さを見せている。彼女たちのトップ5までの選手から3人を選べば、銀メダル獲得の可能性があると言っても過言ではないだろう。それは、ここ数年の大規模な国際大会での実績からも証明されている」と日本の強さに触れた。

　その上で、今大会は早田ひな、平野美宇に次ぐ存在について「“3人目”は伊藤美誠ではなく張本美和だ」と紹介した。「2008年生まれの張本美和は今回の五輪に出場する卓球選手の中でも最年少で、しばらく前に16歳になったばかりだ。しかし、彼女はすでにワールドカップの女子シングルス3位になったことがあり、その世界ランキングは7位に達している。実力では平野美宇に劣らない」と代表最年少にかからわず、非凡な能力の持ち主であると注目した。

　そして、試合内容についても言及。「果たして、試合が始まると張本美和は勢いに乗り、第1ゲームを11-7でとってリードを奪い、第2ゲームも勢いが衰えることはなく11-4と軽々とものにした。第3ゲームも相手にほとんどチャンスを与えずに再び11-4で奪うと勝利を決めた」と圧倒ぶりを紹介した。

　この記事やネット上のファンからは「五輪デビューで3-0で相手を叩き潰したのが16歳って、ちょっと恐ろしい。将来の中国の大きなライバル」「凄すぎる。張本美和16歳」「見たところは若い女の子で表情は可愛らしいのに強い！」「可愛くて、卓球も強くて、将来が楽しみだし、怖い」「将来の世界チャンピオン？」「張本美和は完全に相手を圧倒していた」「卓球のレジェンドが警告を発するほどの将来の強敵なんだけど、今は可愛い」との声が溢れた。