パリ五輪

　パリ五輪は5日、男子バレーボールの準々決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同2位のイタリアに2-3（25-20、25-23、25-27、24-26、15-17）で大逆転負け。マッチポイントを計4度握りながら、壮絶に散った。西田有志は石川祐希に次ぐチーム2位の22得点と躍動した。妻の女子日本代表・古賀紗理那の引退が決まった翌日、古賀も応援に訪れた試合とあって、ファンもそのプレーに感動することになった。

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　いつも以上の気迫がこもっているようだった。西田は豪快なスパイクに巧みなフェイントも織り交ぜ、得点を量産。点を決めた際にはお馴染みの雄叫びを何度も上げた。第3セットにはボールをカメラマン席まで追ってヒヤリとさせたが、それも勝利に対する執念の表れだった。前日に女子日本代表の1次リーグ敗退が決まり、妻の古賀の現役引退が確定。その無念を受け継ぐかのようなプレーにファンも感動した。

　ネット上には「古賀ちゃんの分も気持ちがこもってる」「この夫婦推せる」「絶対古賀ちゃんの引退が良い意味で影響してる！！！」「西田完全に古賀紗理那の分ぶつけてますわコレ」「古賀ちゃんの分まで頑張る！って気迫が伝わる気がする　胸熱」などの声があふれたが、最後は大逆転負け。ファンも涙に暮れ、「女子も男子もお疲れ様でした」「西田から古賀にメダルかけてあげてるの見たかった」との声が上がった。