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バレー男子きょう世界2位イタリア戦 石川、高橋藍の状態は…ブラン監督が見出す勝機「食らいつけば迷い出る」

パリ五輪は5日、バレーボール男子準々決勝で日本代表がイタリアと対戦する。52年ぶりの金メダルをかけて負けられない戦いに突入。フィリップ・ブラン監督、主将の石川祐希が日本バレーボール協会(JVA)を通じてコメントした。

石川祐希【写真:ロイター】
石川祐希【写真:ロイター】

パリ五輪

 パリ五輪は5日、バレーボール男子準々決勝で日本代表がイタリアと対戦する。52年ぶりの金メダルをかけて負けられない戦いに突入。フィリップ・ブラン監督、主将の石川祐希が日本バレーボール協会(JVA)を通じてコメントした。

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 ブラン監督は1勝2敗だった予選ラウンドを振り返り「ドイツ戦では強いサーブに対しパスがよかった。アルゼンチン戦ではブロックとミドルブロッカーのプレーがよく、アメリカ戦は西田のプレーがよかった。次の試合ではそれぞれのいい点を集結させてぶつかっていきたい」と総括した。

 イタリアは世界ランク2位の強豪。日本も同6位と力をつけてきた。勝利のポイントは「チームスピリット」と語るブラン監督は「チームプレーが我々のキーになる。イタリアは今まで(五輪で)金メダルを取ったことがないので圧力を持って挑んでくる。その時に一つひとつのボールに食らいついていけば、イタリアのマインドに迷いが出てきて我々に勝機が出てくる」と分析した。

 ここまで石川、高橋藍の状態が100%ではなかった。ともに昨季はイタリアでプレー。高橋については「怪我があって、ネーションズリーグの後半戦に出場できなかった。そこから少しずつ、試合ごとによくなってきているので、次の試合が彼のピークになることを願っている」と期待した。

 24-25シーズンは同国1部ペルージャに移籍するエース石川については「ドイツ戦の最初はいいプレーをしていた。試合の結果やふくらはぎをつって少し自信を失ったように感じる」と分析。「ただ、次の試合では戻っているだろうし、イタリア相手に彼は特別な感情を持っているので、何かいいプレーをしてくれることを期待している」と話した。

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