パリ五輪スター・無課金おじさんの前形態「無課金お兄さん」海外メディア発掘「驚くべきスタイルは…」
パリ五輪の射撃混合10メートルエアピストル団体で銀メダルを獲得した「無課金おじさん」こと51歳のユスフ・ディケチ(トルコ)の過去に注目が集まっている。装備のない姿から日本のファンの間で大きな話題となっている中、13年前の“無課金お兄さん”時代の姿が掘り起こされ、英紙に「全く同じポーズをしている」と脚光を浴びている。
パリ五輪
パリ五輪の射撃混合10メートルエアピストル団体で銀メダルを獲得した「無課金おじさん」こと51歳のユスフ・ディケチ(トルコ)の過去に注目が集まっている。装備のない姿から日本のファンの間で大きな話題となっている中、13年前の“無課金お兄さん”時代の姿が掘り起こされ、英紙に「全く同じポーズをしている」と脚光を浴びている。
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鋭い眼差しで前を見つめていた。13年前のワールドカップ(W杯)に出場した当時。ディケチは右手を伸ばし、体を傾けて真剣な目つきで標的を定めた。専用ゴーグルもヘッドホンも装着していない。髪は黒く、精悍な顔つきをしていた。
今大会はSNSで画像が拡散されると一躍有名に。他の選手と違って装備が極端に少なく、日本人ファンの間でも「無課金おじさん」などと大きな話題を呼んだ。さらに13年前の画像がSNSで拡散すると、英紙「デイリー・メール」も「ユスフ・ディケチが2011年にW杯シリーズで勝利した時に全く同じポーズをしている映像が再浮上」などと題して取り上げた。
さらに「白髪はなく、よりツルっとした肌をしており、今や象徴となった黒縁眼鏡はないかもしれないが、驚くべき射撃スタイルは13年前も同じだ」と指摘。さらに「SNSのユーザーは、ディケチの技術の継続性と、いかにこの射手が今までインターネットの有名の網をすり抜けてきたのか、信じられないといった反応をしていた」と紹介した。
ディケチは7月30日の決勝で銀メダルを獲得していた。
(THE ANSWER編集部)