酷評続きパリ五輪で感動したフランス文化「日本でも広めたい」 成熟度を発見した太田雄貴が紹介
連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪。フェンシングでは日本勢が5個のメダルを獲得するなど盛り上がっているが、国際オリンピック委員会(IOC)の委員で日本フェンシング初の五輪メダリスト・太田雄貴氏は感動したフランスの文化を「抜群に上手い」と紹介している。
パリ五輪
連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪。フェンシングでは日本勢が5個のメダルを獲得するなど盛り上がっているが、国際オリンピック委員会(IOC)の委員で日本フェンシング初の五輪メダリスト・太田雄貴氏は感動したフランスの文化を「抜群に上手い」と紹介している。
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太田氏は自身のXを更新。「パリオリンピックで感じた事」とし、「色んな気付きのあるパリオリンピックですが、1番は、フランスの観客の声援の送り方が抜群に上手い事という事です」と説明した。どの会場も超満員のようで、フランス以外の選手にも大きな声援が送られているという。
太田氏は「会場での盛り上げの一体感、予行練習なしで揃う感じも驚きです」と紹介。「お客さんの、スポーツを見る目、観戦を楽しむ心が本当に成熟しています」とした。「ブーイングなども殆どなく、(一部競技は文化的にする瞬間もある)この環境であれば、選手は試合し易いだろうし、フランスの大躍進も頷けます」と五輪経験者の視点から称賛。自身が見た限りではポジティブな印象が強かったようだ。
今大会では、選手村のエアコン設備無しや食料が不足するなど選手から不満が噴出。一部競技では審判の判定に対しても海外メディアなどから疑問の声が上がっていた。
太田氏は「良いところは真似する」「日本でも、この応援文化は広げたいし、沢山の日本の方にも見て欲しい瞬間でした」と感銘。「選手にとって1番嬉しいプレゼントは声援だと思います」と心動かされたようだった。
(THE ANSWER編集部)