フェンシングで騒然、顔面パンチにレッドカード提示&17分中断 偶然のアクシデントも握手で再開
パリ五輪は4日、フェンシングの男子フルーレ団体戦が行われた。1回戦第2試合のフランス―中国戦で思わぬ出来事が発生。フランス選手の拳が中国選手の顔面に入り、試合がおよそ17分間中断した。レッドカードも提示され、場内は騒然。ただ2人は試合再開時に握手を交わし、試合後も両チームが健闘を称え合っていた。
パリ五輪
パリ五輪は4日、フェンシングの男子フルーレ団体戦が行われた。1回戦第2試合のフランス―中国戦で思わぬ出来事が発生。フランス選手の拳が中国選手の顔面に入り、試合がおよそ17分間中断した。レッドカードも提示され、場内は騒然。ただ2人は試合再開時に握手を交わし、試合後も両チームが健闘を称え合っていた。
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40-30とフランスリードで迎えた時だった。莫梓維が圧力をかけ、エンゾ・ルフォールがいっぱいまで後退。ここでルフォールが右手を突き出したが、剣を握った拳が莫梓維の顔面に入る形になってしまった。倒れ込んだ莫梓維は苦悶の表情を浮かべ、状態を確認されていた。
ルフォールにはレッドカードが提示され、スコアは40-32となった。莫梓維も親指を立て、再開できることをアピールしたようだったが、協議が長引いておよそ17分後に再開。ルフォールと莫梓維は握手を交わしていた。
試合はフランスが勝利。決着後も2人は抱擁し、肩をたたき合った。両チームのメンバーもそれぞれタッチを交わし、爽やかに試合を終えていた。
(THE ANSWER編集部)