選手村で「酷い不安で震えていた」まさかの理由 超有名女子選手が告白「初日にカフェに行ったら…」
パリ五輪の体操女子で団体戦&個人総合の2冠を達成したシモーネ・バイルズ(米国)が選手村で「酷い不安で震えていた」と告白している。
パリ五輪
パリ五輪の体操女子で団体戦&個人総合の2冠を達成したシモーネ・バイルズ(米国)が選手村で「酷い不安で震えていた」と告白している。
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2016年のリオ五輪では4つの金メダルを獲得した27歳の米国のエース。今大会でも個人種目別を前にすでに2つの金メダルを手にしている。体操界の絶対女王だが、選手村では精神的に追い詰められていたという。一体何があったのか。米誌「ピープル」が報じた記事の中で、本人が明かした理由を伝えている。
バイルズは「選手村ではあまり何もしていないわ。なぜならここに到着した最初の日にカフェテリアにいったら、多くの人たちにノンストップに感じるくらい、写真を撮ってとお願いされたから、食事に座るたびに私の不安がひどくなって震えていたの」と説明。度重なる撮影のリクエストが重荷になっていたようだ。現在、女性アスリートとして世界的な知名度を誇るスーパースター。オリンピアンから一目置かれるのも無理もない。
「私はお店に行って、食べ物を買い込んで、とにかくここにいるの。とても不安になってしまうから」とも語り、部屋で過ごす時間が長かったことも明かしている。東京五輪はメンタルの問題を訴え、個人総合の決勝を欠場したバイルズ。最近のメンタルヘルスとセラピーについては「セラピーに行って、そうしたセッションを受けることで、身体的にも精神的にも気分が良くなり、以前よりずっと自由になったと感じているの」と語る。
「それが私のルーティンの重要な部分だとわかってるわ。だから、それをしっかり守るだけで、負担がかなり軽くなるの」と言及。メンタルは良化しているだけに選手村でのストレスが競技に影響しないことを願うばかりだ。
(THE ANSWER編集部)