「恥じることは何もないわ!」 突然泣き崩れた古賀紗理那の涙に世界が感動 海外名手も「サリナの大ファンよ!」
パリ五輪は3日、バレーボール女子1次リーグB組最終戦で世界ランク7位の日本代表が同20位のケニア代表にセットカウント3-0でストレート勝ちを飾った。今大会初勝利を挙げ、通算1勝2敗でグループ3位が確定。決勝トーナメント進出にわずかに望みをつないだ。今大会限りで引退を表明している古賀紗理那は試合後に号泣。最後まで奮闘した姿に、海外の選手やファンから惜別と感動が広がっている。
パリ五輪
パリ五輪は3日、バレーボール女子1次リーグB組最終戦で世界ランク7位の日本代表が同20位のケニア代表にセットカウント3-0でストレート勝ちを飾った。今大会初勝利を挙げ、通算1勝2敗でグループ3位が確定。決勝トーナメント進出にわずかに望みをつないだ。今大会限りで引退を表明している古賀紗理那は試合後に号泣。最後まで奮闘した姿に、海外の選手やファンから惜別と感動が広がっている。
【注目】THE ANSWERの姉妹サイト、スポーツを楽しむすべての女性を応援するメディア「W-ANS ACADEMY(ワンス・アカデミー)」はこちら!
古賀の涙が世界のバレーボールファンの心も打った。この日もエース兼主将としてチームを牽引。試合後は気丈に振る舞っていたが、チームメートで写真撮影を終えると、突然、泣き崩れた。仲間に励まされて立ち上がり、迎えた中継局のインタビューでは「今日勝って最後かもしれないし、最後じゃないかもしれない。みんなで気持ち立て直して勝つことができて良かった」と吐露。「今日はキャプテンとか考えず、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と涙した。
X上では古賀にもらい泣きする日本人ファンが続出し、海外ファンからも「全ての愛をあなたへ!!!」「キャプテン、サリナ・コガ、チームを率いてくれてありがとう。コートでのあなたの存在がなくなるのは本当に寂しいけど、最後まで戦い続け、あなたの気持ちと力を見せてくれてありがとう」「サリナ、あなたのプレーを見られて光栄だったわ」「恥じることは何もない! 泣いても、胸を張って! キャプテン、あなたのレガシーは受け継がれていく」などの声が上がっていた。
さらにインスタグラムでは1次リーグ2戦目で対戦したブラジル代表のエースで主将の“ガビ”ことガブリエラ・ギマラエスも「いつもあなたのプレーを見るのは楽しかった。素晴らしい選手であり、キャプテン」などと惜別し、元米国代表のジョーダン・ラーソンのインスタグラムも「サリナ・コガの大ファンよ! 次のステージでも頑張ってね!」と投稿。また、夫の男子日本代表・西田有志もXで「これからも人として選手として尊敬し続ける」「ありがとう」などと敬意を込めた。
日本の決勝トーナメント進出は4日のフランス―米国戦の結果次第。フランスのストレート勝ちが条件となる。
(THE ANSWER編集部)