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涙の古賀紗理那、苦楽を共にした監督が労い「古賀のチーム。この3年間よく頑張った」現役最終戦の可能性

パリ五輪は3日、バレーボール女子1次リーグB組最終戦で世界ランク7位の日本代表が同20位のケニア代表にセットカウント3-0でストレート勝ちを飾った。今大会初勝利を挙げ、通算1勝2敗でグループ3位が確定。決勝トーナメント進出にわずかに望みをつないだ。4日に行われる米国―フランス戦の結果で進出可否が確定し、今大会限りで引退を表明している古賀紗理那の現役生活も左右することになる。眞鍋政義監督は試合後に古賀に労いの言葉を述べた。

ケニア戦で笑顔を見せる古賀紗理那【写真:FIVA】
ケニア戦で笑顔を見せる古賀紗理那【写真:FIVA】

パリ五輪

 パリ五輪は3日、バレーボール女子1次リーグB組最終戦で世界ランク7位の日本代表が同20位のケニア代表にセットカウント3-0でストレート勝ちを飾った。今大会初勝利を挙げ、通算1勝2敗でグループ3位が確定。決勝トーナメント進出にわずかに望みをつないだ。4日に行われる米国―フランス戦の結果で進出可否が確定し、今大会限りで引退を表明している古賀紗理那の現役生活も左右することになる。眞鍋政義監督は試合後に古賀に労いの言葉を述べた。

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 この日もエース兼主将としてチームを牽引した古賀。アタックに、ブロックに、そして声で懸命に盛り上げた。長年日本バレーを牽引してきた存在であり、日本のゴールデンタイムの中継とあって大きな注目を集めた。初戦のポーランド戦を1-3で落とした日本は第2戦のブラジル戦でストレート負け。各組上位2か国と3位で成績上位2か国が決勝トーナメントに進出する条件で、この日は絶対条件のストレート勝ちを収めて、古賀の現役生活の“延長”に希望をつないだ。

 しかし、すべては4日にフランスが米国にストレート勝ちするのが条件。試合後は気丈に振る舞っていたが、チームメートで写真撮影を終えると立ち上がれず、コートに突っ伏して泣き崩れた。苦楽を共にした眞鍋政義監督は「この3年間、古賀のチームなので、キャプテンとしてよく頑張ってくれた」と労った。

 チームとしては2連敗から掴み取った1勝。指揮官は「この2試合、思うような成績が出なかったけど、明るく楽しくやろう」と選手を送り出し、「今日はよくサーブで相手を崩して、日本のリズムで試合ができた」と称えた。決勝トーナメント進出を問われると「どうなるかわからないけど、明日の試合(フランス―米国戦)に期待する」と話すにとどめた。

(THE ANSWER編集部)


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