パリ五輪

　パリ五輪は3日、混合団体2回戦で日本がスペインと対戦。女子57キロ以下級で阿部詩が勝利し、よもやの2回戦敗退となった個人戦から再起の第一歩を果たした。

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　先鋒で登場した阿部は同じ52キロ級で1回戦敗退したアリアネ・トロソレルと対戦。谷落としで先行されながら、2度の技ありを奪って残り1秒で合わせ技一本。連覇を狙った7月28日の個人女子52キロ級2回戦でよもやの敗戦を喫し、試合後は大号泣した。しかし、あれから6日で貫録の強さを発揮。一本を一度は取り消されるアクシデントもありながら、日本に1勝をもたらした。

　ネット上には「詩ちゃん復活！」の声があふれた。「日本全国民が安心した！！」「よく気持ち立て直して出場してる」と安堵が続々。一方で「1本取り消しは解せない！！」との声もあった。