人気爆発した韓国女子に思わぬ苦悩 自身のSNSは「読む意欲出なかった」想像を超越するDM届く
パリ五輪で世界中の話題となった射撃選手がいる。女子10メートルエアピストル個人で銀メダルに輝いた韓国のキム・イェジは、射撃用の眼鏡をかけ照準を定める姿があまりにクールなことからSNSで大人気となった。出場種目をすべて終えた2日、突然“大スター”になった驚きを韓国紙「スポーツ京郷」が伝えている。
得意の25メートルピストル決勝進めず「金の約束は4年後に守る」
パリ五輪で世界中の話題となった射撃選手がいる。女子10メートルエアピストル個人で銀メダルに輝いた韓国のキム・イェジは、射撃用の眼鏡をかけ照準を定める姿があまりにクールなことからSNSで大人気となった。出場種目をすべて終えた2日、突然“大スター”になった驚きを韓国紙「スポーツ京郷」が伝えている。
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キム・イェジは2日、自身が最も得意とする女子25メートルピストルに出場したが、決勝に進むことができなかった。3秒以内に打たなければいけないルールの中で時間オーバーを犯し、0点と記録された射撃があったのが原因となった。記事は競技の結果を伝えたうえで「キム・イェジは、突然の人気爆発にプレッシャーを感じるという心の内も明かした。自身のSNSに重なったメッセージは、大会期間中に読む意欲も出なかった。想像を超越する個数も個数だが、どの国の言葉かもわからないほど多様な言語で書き込まれた影響もあった」としている。
キム・イェジは「大会が終わったので、少しずつ読んでみようという考えはあります。しかし私はSNSをよくしているわけではないので、本当の私だとは思っていない人も多いのではないかしら。あえてアカウントを公開しようとは思いませんが、急に人気はなくなるのではという考えもあります」と笑ったという。
また、記事は「びっくり人気に酔ったと誤解されたが、彼女はまた五輪後も射撃に邁進する普段の姿で生きていく」とし、20日には韓国の国内大会に出場すると伝えている。新たな韓国代表選抜を兼ねるこの大会で「ロサンゼルス五輪へ初の銃声を鳴らす」としている。キム・イェジは「多くの方に射撃を愛してもらいたい。今回守れなかった金メダルの約束は、必ず4年後に守ります」と話したという。
(THE ANSWER編集部)